店長が選ぶ商品ランキング
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2019/4/10
こんにちは、ユーロキッチンかさい店長の河西零と申します。
いつも当店をご利用下さいまして誠にありがとうございます。
ユーロキッチンの商品には「本当におすすめしたい商品」が沢山あります。
その中でも私が特に良いと感じているものを、独断と偏見で選んでみることにしました。
ご参考頂ければ幸いです。
■おすすめ商品第1位■
●ドイツ・ベルナー社「Vスライサー」●
<Vスライサーはこちら>
元祖ベルナー社ならではの‘凄い効果’を秘めたスライサーです。
その凄い効果とは・・・
【凄い効果その1】千切りキャベツのサラダが長持ちする
果物や野菜をうっかり落としたりぶつけたりすると、その‘打撲’を受けた部分から腐っていきます。
逆に、打撲を受けていないきれいな部分は長持ちします。
切れない包丁で野菜を切ると、断面の組織が潰れて打撲を受けたのと同じく断面から腐ります。
ベルナー社の切れ味の良いスライサーで切った野菜の断面は野菜の組織が潰れないので長持ちします。
例えばキャベツの千切りを2回位水にさらしてラップをかけ、冷蔵庫で保存してみて下さい。
ベルナー社のVスライサーで切ったキャベツの千切りは明らかに鮮度の持ちが違います。
【凄い効果その2】料理が美味しくなる
切れ味の良い包丁で切ると美味しい料理ができると言われていますが、スライサーも同じです。
ベルナー社のVスライサーで切った野菜は角が立っていて、食感が違います。
【凄い効果その3】道具も長持ちする
切る野菜の種類や使用頻度にもよりますが、お客様の中には
当店で販売を開始した頃のモデル(20~30年前)を
いまだにご使用されている方もいらっしゃいます。
力学的な視点で設計されたV字の刃は、刃自体も傷みにくく長持ちします。
世界中の野菜スライサーのお手本とされているベルナー社スライサーは、
業務用としては店舗で仕込む必要があるトマトスライス用の
スライサーとして人気がありますが、
個人的にはキャベツの千切りサラダを作るのに欠かせないアイテムです。
このスライサーにしかできない独特のシャキフワ感がやみつきになります。
■おすすめ商品第2位■
●スウェーデン・ウェーロック社「クリップイット」●
<クリップイットはこちら>
元祖ウェーロックの袋留めクリップ「クリップイット」はしっかり留められるクリップとして
人気を博し、1983年から30年以上も続くロングセラーです。
ウェーロックの親会社であるWELANDは、医療機器や自動車部品を製造するメーカーで、
言わばウェーロックも樹脂成型のプロフェッショナルなんです。
袋留めのクリップとして人気のクリップイットは、元々は医療用のチューブを留める為の
医療用クリップとして開発されました。
その後、袋留めクリップとして応用されたのがこの手のクリップの起源です。
個人的におすすめのサイズが留め幅15cmの「PA150」です。
サイズは少し大きめですが、15cmあるとコーヒーやお菓子の袋を留めるのにも
余裕があります。PA150は折り曲げる部分がヒンジタイプで、より丈夫な設計になっています。
姉妹品のグリッパーPA100も大きな袋を留めるのにおすすめです。
<グリッパーはこちら>
■おすすめ商品第3位■
●デンマーク・ガストロラックス社の「バイオタン深型フライパン」●
<バイオタンはこちら>
ガストロラックスのバイオタンフライパンシリーズは世界的にも評価されている
コーティングフライパンです。
バイオミネラルの素材の強さを活かしたふっ素樹脂コーティングで、
「コーティングが長持ちするフライパン」というのがバイオタンの一番の特徴です。
しかし、バイオタンを手にした時の印象は、先ず「重い!」でした。
「なぜわざわざ重いフライパンを作るの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
実はその重さはフライパンの性能UPにはとても重要なのです。
性能の良いフライパン選びに欠かせない条件として、
【1】熱伝導率が高い素材を使用している(熱が素早く端まで伝わり、熱ムラが少ない)
【2】重くて比熱が高い素材を使用している(熱容量が大きく、熱をいっぱい蓄えられる)
というものがあります。
バイオタンはその条件を満たしていて、おいしく焼けるのを実感して頂けると思います。
また、別の視点で一つ重要なポイントとして、コーティングの耐熱温度があります。
ふっ素樹脂をベースにしたコーティングは共通して耐熱温度が250℃前後です。
それを超えてしまうとコーティングが劣化してしまいます。
それはどんなに高価で良いフライパンでも変わらない事実で、バイオタンも例外ではありません。
では、耐熱温度を超えないようにするにはどのようにしたら良いのでしょうか?
その答えは「重いフライパンで弱火~中火で予熱してから調理する」という事です。
重くて熱容量が大きいフライパンは弱火~中火でもしっかり熱を蓄えてくれるので、
フライパンを高温にし過ぎず、しっかり調理できるのです。
例えば揚げ物の際の油の温度は170℃程度ですので、その程度の温度でも
じっくり時間をかけてしっかり調理できることが分かります。
200℃を超えると煙が出たりするので、温度が高過ぎる事が分かります。
また、油も劣化してしまうので、高過ぎる温度での調理は好ましくありません。
ですので、「プロの方が強火で中華鍋をあおるようなイメージ」の調理方法は
家庭用のフライパンでの調理には向きません。
あの「プロの方が強火で中華鍋をあおるようなイメージ」の調理方法は、
もちろんプロの方が正しい方法で調理すれば、美味しくできます。
しかし、あの調理方法は「熱伝導率が低く、薄い鉄素材でできた中華鍋」の弱点を
プロのテクニックで補った調理方法です。
中華鍋の熱伝導率の低さを補うために激しく揺さぶり、食材に均等に熱が伝わるように
コントロールします。それと同時に、中華鍋の薄くて熱を蓄えにくい弱点を
強火で熱を加え続けることで補っています。
アルミニウムなどの、よりフライパンに適した素材が普及する前に
鉄の素材の弱点を補うべく生み出されたこの技術も凄いですね。
少し話が脱線しましたが、バイオタンは激しく揺さぶったりせず
弱火~中火で予熱をしてじっくり焼く事で楽においしく調理でき、
かつコーティングも長持ちさせる事ができるのです。
・・・と3位までご紹介しましたが、だいぶ長くなってしまいすみません。
まだまだおすすめのものはたくさんありますが、また今後追記して行きたいと思いますので
どうぞ宜しくお願い致します。
最後までお読み下さいましてありがとうございます。
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2019/8/2追記
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おすすめ商品第一位でご紹介させて頂いたベルナー社のVスライサーですが、
その神髄はマイクロエッジ加工されたV字の刃にあります。
しかし、それだけに止まらず、他にも独創的で実用的なアイデア商品が沢山あります。
刃から手を守る「安全ホルダー」も世界のオリジナル品です。
その他にも以下のような独創的なスライサーがあります。
■おすすめ商品【番外編1】■
●ドイツ・ベルナー社の「ワッフルスライサー」●
<ワッフルスライサーDEKO(薄切り)はこちら>
<厚切りポテトワッフルスライサーXXL(厚切り)はこちら>
Vスライサーや安全ホルダーの元祖ベルナー社ですが、実は他にも元祖アイテムが
沢山あります。その一つがワッフルスライサーです。
サラダの飾り切りやあみあみポテトフライなども良いですが、
リンゴをワッフル状に切ると、お子様や噛むのが難しい方も食べやすくなります。
薄切りのDEKOか、厚切りのXXLのどちらか迷われた場合は、
先ずは薄切りのDEKOをお選びになるのが良いかと思います。
■おすすめ商品【番外編2】■
●ドイツ・ベルナー社の「しりしりスライサー」●
<しりしりスライサーはこちら>
元々はスイスのジャガイモ料理レスティー(レシュティ、ロスティ)用のスライサーです。
ジャガイモの皮をむいて、フライパンに直接しりしりスライサーで切り入れて焼きます。
切った際に出るでんぷんがつなぎの役割を果たします。
あとは塩コショウをかけるだけで完成のシンプルな料理ですが、これがまたおいしいんです。
簡単にできておいしいので、朝食にもおすすめです。
- 2019.08.02
- 13:59
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