店長日記
ステンレス製タンブラーやフィルターを使うとコーヒーが不味くなる!?
ステンレス製のタンブラーやカップでコーヒーを飲む際は注意が必要です。
コーヒー本来の風味が損われ、味が大きく変わってしまう事があるからです。
ただし、全てのステンレス製タンブラーやカップがコーヒーに適していないというわけではなく、
質の良いステンレスであればその影響はほとんど感じられなくなります。
ステンレスの良し悪しを見分けるのに簡単な方法があります。
それは磁石がくっ付くかどうか確かめる方法です。
磁石がくっ付かないものが、質の良いステンレスですので、
お手持ちの磁石で確かめてみて下さい。
ステンレスにも色々な種類がありますが、基本的には
クロムとニッケルの含有率の違いで錆びやすさ等の性質が変わります。
「錆びやすい」という事は、「接触するものと化学反応を起こしやすい」事と同義ですので、
錆びやすいステンレスのカップを使用するとコーヒーが変質してしまう場合があります。
食器等で「18-8」や「18-10」のような刻印を目にする事がありますが、
これは「クロム18%-ニッケル8%」、「クロム18%-ニッケル10%」を意味します。
ニッケルの含有率は一般的に0%、8%、10%、稀に12%のものを見かけますが、
ニッケルの含有率が高いほど錆にくくなり、比例して高価になります。
ニッケルが0%のものや、含有量が少ないものは磁石がくっ付く性質があります。
つまり、ステンレス製タンブラーやカップを選ぶ際は、予算が許す限り、
磁石がくっ付かないもの(ニッケルの含有率が高いもの)
を選ぶのが好ましいと言えます。
できれば18-8以上のものを選ぶことをおすすめします。
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当店ではステンレス製のコーヒーフィルターを取り扱っておりますが、
質の良い18-8ステンレスを使用していますので、安心してご使用頂けます。
一般的なポリプロピレン製のフィルターと比較しても味や香りの違いは感じられません。
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