店長日記
セラミックコーティングフライパンの耐熱温度は間違っていた!?
こんにちは、ユーロキッチンかさいの河西零です。
前回の日記からまた時が経ってしまい、気付けばもう2年・・・
日記どころか年記でもなくなってしまいました。
さて、今回はセラミックコートフライパンに関するお話です。
セラミックコーティングのフライパンの耐熱温度は一般的に400℃~450℃と言われています。
しかし、あっという間にこびりつくようになってしまったという方も多いのではないでしょうか。
現在、セラミックコートのフライパンで長持ちするものは残念ながら出回ってはいないようです。
実は、某コーティング素材メーカーのお話では、
「実際には280℃位でヒートショックが起こり、以降劣化してこびり付くようになることが分かってきた」
との事です。
(1年程前に仕入れた情報ですが、うっかり日記に書き忘れておりました)
ですので、セラミックコートのフライパンや鍋でも、ガンガン強火で調理するのはNGです。
逆に言えば、280℃を超えないように使用すれば、それなりに延命・長持ちさせる事が可能なようです。
もしセラミックコーティングのフライパンやお鍋をお持ちでしたら、
調理温度が低い料理の「スープ・お味噌汁作りや揚げ物、お野菜を茹でる」等に
使用するのが良いかと思います。
※ただし、底面が薄い素材のお鍋やフライパンは局所的に高温になる
場合がありますので、厚底のものをお勧めします。
ただ、セラミックコートもふっ素樹脂コートも、一度劣化してしまうと
残念ながら元には戻りません。
コーティングフライパンは耐熱温度を意識しながらご使用になる事をお勧めします。
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