店長日記
ステンレスのフライパン・鍋は何でもIHで使える?
フライパン・鍋には、IHで使えるものと、使えないものがあります。
最近のものには「IH対応・非対応」という表示が書かれていますが、一体どのような違いがあるのでしょうか?なんとな~く『鉄やステンレスなら大丈夫かな?』と考えていらっしゃる方は要注意です(○ 'ー')ノ
IHは『磁力』を利用した加熱方法ですので、土鍋やアルミニウムをはじめ、『磁石がくっつかないもの』は通常使えません。ステンレス製のフライパン・鍋でも、IHで使えないものがあります。
それでは一体、IH対応・非対応はどのように見分ければ良いのでしょうか?もしお手元にマグネット(磁石)があれば、フライパンの底の部分に当ててみて下さい。くっつけばIH対応、くっつかなければIHでは使えません。
特にステンレスに関しては、どれも見た目はほとんど同じですが、IHに使えるものと、使えないものがあります。多くのステンレス製フライパン・鍋は、底に「18/8」とか、「18/10」などの記載があります。これは、ステンレスの素材の鉄に混ぜてあるクロムという素材と、ニッケルという素材の比率を意味します。「18/8」なら「クロム18%、ニッケル8%」という意味です。(クロムはクロムめっきに使われる素材です。ニッケルは百円玉と同じ素材ですね♪)
しかし、これらのどちらの素材も、そのままではIHには使えません。IHに使えるものは、底の部分に「18/0」ステンレスなどの、磁石がくっつく素材を埋め込んでいるのです。
でも、ほとんどのIH対応ステンレス製フライパン・鍋の表記は「18/8」や「18/10」のみですが、『IH対応』や『Induction』と書かれていれば、IH対応です。底部にこっそり「18/0」ステンレスが埋め込まれているのです。
また、素材は磁石にくっつくものでも、底が凸凹でIHコンロに密着しないものは磁力の影響を受けにくく、IHには使えませんのでお気を付け下さい。
※以上は2011年2月17日15:16の日記です。以下は2015年6月5日に追記した内容です。
~追記~
上記の通り、IHクッキングヒーターでは、フライパンや鍋の底面が平らで密着することも、ものすごーく重要です。
できれば、「18/0」ステンレスがむき出しになっていて、直接IHクッキングヒーターに接するものが理想です。
その重要なポイントをしっかりカバーしているフライパン・鍋が、まさに下記でご紹介する「バイオタンフライパン」なのです。
実は、IH用のフライパンの選び方には、あまり知られていないコツがあるのです。
そのコツとは・・・・
↓
バイオタンでなくても、「フライパンを購入する際は、必ずしっかり底面をチェック」することです。
一般的に、安価なフライパンのほとんどが下の写真(左)の様に底面に「18/0」ステンレスのプレートが圧着されたものです。
これはコストを抑えて作る事ができます。しかし、熱がかかったときの歪みが大きく、熱効率が悪い事に加え、繰り返し使用するうちに
プレートが剥がれて、過熱できなくなってしまう事すらあるのです(IHクッキングヒーターが故障したと勘違いしてしまう方もいらっしゃるそうです)。
逆に下の写真(右)のバイオタンの様に、底面が平らで、「18/0」ステンレスが鋳込まれた一体成型のものは、ヒーターに密着するので熱効率も良く省エネで、
繰り返し使用しても「18/0」ステンレスのプレートが剥がれることはありません。
その他、詳しいフライパンの選び方などについては、是非、上のバナーからバイオタンの商品ページをご覧頂ければ幸いです。
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