フランス・ベラール社のオシャレなキッチン雑貨です。オリーブの木でできた長さ36センチの大きめサイズのスパチュラです。
※オリーブの木の製品は貴重な天然素材で作られており、一つ一つ手作りのため、形、重さ、サイズ、色に個体差があります。
また、オリーブの木の材料の特性上、下記の写真のようにはじめから反っていたり、傷やヒビ、修復跡がございます。(写真はオリーブの木製品の一例です。本商品を表すものではありません)。
また、使用しているうちに曲がってきたり、ひびが入ったりすることもございます。
オリーブの木独特の‘味’としてご理解いただければ幸いです。
◆ベラール(BERARD)について◆
ベラールは、125年の歴史を持つフランスの木製キッチン用品の老舗ブランドです。
ベラールは1892年、木の愛好家であるマリウス・ベラールによって、フランスのサンローラン アン ロワイヤンに設立されました。
その後、1920年にマリウスの息子たちがBerard Freresを設立、日用品や調理器具を作る会社へと発展しました。
さらにベラール社はマリウスの孫たちに引き継がれ、キッチン用品製造とスキー製造の2分野を扱う会社に成長していきました。スキーの製造に関しては、60年台初頭にロシニョール兄弟から教えを受けています。
1974年以降、マリウスのひ孫にあたるクリスティーンは、生活に便利な道具と本格的な料理の普及を目指し、ベラールをキッチン用品専門ブランドとし、さまざまな木製品の開発を進めました。
オリーブの木をはじめ木製品にとって手作りは大変重要であり、代々受け継がれてきた職人技を今日に至るまで守り続けています。
現在では創造性ある製品開発を軸に、さらなる生産技術向上のために改善を続けています。
◆オリーブの木製品について◆
オリーブの木は大変硬く、木目模様も一つとして同じものはありません。複雑な古木の性質を知り尽くした腕利きの職人が一つ一つ素材の特性を見抜き、真心を込めて手作りしています。オリーブ樹は地中海周辺諸国に分布しており、その果実と油は重要な農産物ですが、伐採された古木は工芸品としてもう一度生まれ変わります。手作業で一品ずつ加工するため、サイズは厳密に正確ではなく、歪みや穴なども製品固有のものです。オリーブの古木工芸品の愛好者・コレクターが多いのは一つ一つ違う独特な風合いをもった自然の木目模様を楽しめるからです。
べラール社は、環境に優しい自然素材「木」を使い続ける事にこだわり、それを誇りにしています。
◆お手入れ・保管法◆
水分を吸収・放出する木の性質をそのまま持ち合わせています。洗って乾燥した後は湿気はなるべく避け、直射日光やスポットライトが当たらない所に保管してください。長時間強い光や熱に曝されると反りや割れを生じることがあります。木の油気が抜けて表面が白っぽくなったらオリーブオイルなどを少し摺り込み拭きとってから保管してください。木目がくっきり現れ瑞々しく美しく蘇ります。末永くBERARDのオリーブの木製品をお楽しみください。
◆オリーブの木の抗菌作用について◆
例えば、「オリーブの木のまな板」表面では、プラスティック製まな板と比べてバクテリアが短時間で自然に減少してゆくことが確認されています。(Research Institute of Foodstuffs -Wisconsin University, USA)
オリーブは、見た目に美しいばかりでなく、衛生的だということもいえます。
ベラールの製品はご使用状況・年数などによりどんどん味わいが増してゆきます。
これは当店スタッフ愛用のカッティングボードです。
最近購入したものとくらべ、オリーブの木独特の飴色が大変美しいです。
これからの変化も楽しみです。